京のかほり - Le parfum de Kyoto -

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2006年 07月 24日

味わう   gouter



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  仁王門通りの疎水。こぼれんばかりの緑が雨に濡れてきれい。こんな景色を眺めているだけで、気持ちが潤います。

  昨日、友人と話していて思い出したこと。「“食べる”(manger)より“味わう”(gouter)」のが好きだってこと。だから旅行でも、いろんなところを転々とするよりも、じっくりと腰を据えてひと所に留まりたい。気に入ったカフェなら通って、そこのコーヒーや雰囲気、景色を心ゆくまで味わいたい。気に入った物は、馴染むまでとことん使い込みたい。人だって、長く一緒にいて、気心の知れた人といるのが、やっぱり一番寛げます。遠くに住んでいて、時々会う人でも、それは同じ。ただ、人の場合は波長にもよるから、短期間でも合う人とは合うかな。

  京都に住むようになって思うのは、「味わう」文化があたりまえにあること。我が家の「いつもの」店、物などが既に(代々の場合もありますね)決まっていて、それを変えることは滅多になく、失礼でもあります。それが重荷になる場合もあるだろうけど、あたりまえに「いつもの」があるって、とても幸せなこと。
  そんな京都で、普通の生活を味わえるのは、これまた贅沢だとつくづく感じます。気に入ったものは心ゆくまでじっくりと味わいたい。時には忙しい時もあるけれど、そんな時間的、精神的な余裕を大切にしたいと改めて思う今日このごろ。
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by feuillesrouges | 2006-07-24 00:57 | 梅雨


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