京のかほり - Le parfum de Kyoto -

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2006年 09月 13日

洋梨   Les poires



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 大好きな洋梨の季節がやってきました。無花果と洋梨の季節は短いから、見つけると思わず買ってしまいます。テーブルの上に置いて、熟すのを待ちながら、その愛らしい姿を眺めるのも楽しみのうち。

  ところで、個人的に待望の「マッチポイント(Match point)」(Woody Allen)を見てきました。スカーレット・ヨハンソンがこの映画に出演したことによって「世界一セクシーな女優」になったとか、「今までのWoodyの作品の中で最高」だとかいう噂を聞いていたので、かなり期待していったのです。彼の映画の場合はいつも期待して行くんだけど。

  まず思ったのは、ロンドンに限らずイギリスはWoodyの世界観にすごく近いんじゃないかなってこと。彼の描くN.Y.も大好きだったけど、Queen's English、イギリスの上流社会、テニス、カシミアのセーターの似合う男性…。しっくりと彼の世界にハマってる。で、今回一番印象に残ったのが、数々のオペラの名曲。レコードのノイズが入ってるのもいい。オペラハウスでの男女の出会いは、昔の映画によく出てきますね。でも、現代を舞台にした今作品では、ドラマティックで悲劇的なはずのストーリーが、陳腐に感じられてしまうのでした。それにあの結末にいたるまでの過程は、う~ん…ちょっと短絡的すぎるのでは? あんな事件を起こしてしまうほどなのか…。三面記事に出ている事件ような感じも。。。ラストのどんでん返しも、あまり歯切れが良いとは思えなかった。
  ちょっとふてくされた感じで少しハスキーボイスのスカーレット・ヨハンソンは良かったし、何の苦労も知らずにすくすく育ってきた「ブルジョアの息子」風情を醸すお兄さんは気に入りました。そしてクリス役の彼のファッションは大好き。随所にWoodyカラーが散りばめられていたのはファンとしてはうれしい限り。少なくともWoodyの円熟味を感じられる作品だとは思います。とりあえずサントラ買わなくちゃ。

http://www.matchpoint-movie.com/pc/index.html
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by feuillesrouges | 2006-09-13 14:25 | 映画


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