京のかほり - Le parfum de Kyoto -

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2007年 04月 02日

L'OPTIMUM - Kyoto Food avec Thierry Marx -





  フランスの雑誌「L'OPTIMUM」(もう先月号になってしまうかな)。2年半前に京都に滞在していた友人の仏人ジャーナリストによる、フランスの二つ星レストランのシェフ「Thierry Marxとめぐる和食の旅(Kyoto Food avec Thierry Marx)」を読むことが出来ます。この取材、1月中旬のこと。「瓢亭だけ通訳がいないから、手伝ってくれないか~」と、あまりにも急にメールが来て、結局前日に詳細がわかり、仕事が入っていた私は、無念にもお断りしたのでした。彼が滞在している時もそんな話があったけど、いつも急でムリだったのです。よほど瓢亭さんとは縁が無いのでしょう。

 というわけで、そのjournalisteは今、再び京都に来ています。今回は東京ミッドタウンのパブリックアートの仕事で、フランス人アーティストのオーガナイザーとしての来日。京都は半分遊びみたい。2年半ぶりに再会を果たしました。「おいしいエスプレッソが飲みたい!」というわけで、illyの豆使ってるカフェに行き、カフェをおかわりしてのんびりお茶。会わない間に誕生していたお嬢さんの写真やビデオを見せてもらい(メッチャかわゆい! 親バカぶりを隠そうとしつつもしっかり親バカしてたぞ)旧交を温めました。その後、友だちと3人で祇園の懐石料理「花霞」さんに行ったのだけどその話は、また後日。

 で、この雑誌をいただいたのですが、内容的にもっと真面目に京料理を紹介しているのかと思いきや、「Thierry Marxが旅する京都」という感じの特集で、「瓢亭の玉子がこんな扱いを受けて良いものだろうか…」というほどコラージュされていました(知らないからこそできることですね…)。それはおしゃれではあるけれど、やはり中心はThierry Marx。料理についてはかろうじて文章で補われていましたが、このくらいの内容なら、私レベルで通訳やっても問題なかったな…と思うほど、写真とコラージュ(デザイン)が中心。

 というわけで、そのジャーナリスト君は、「日本料理のもっと本質的な部分を紹介したい!」という思いが強まったようです。いまだにフランスでは日本料理といえば「寿司、刺身」の世界だそうですから、少しでも日本料理を知っている彼にとっては、もどかしいのでしょう。私もこの雑誌での扱いを見て、そうそうたるお店で取材・撮影しているにも関わらず、なんだかもったいない…と思わずにはいられませんでした。でも、ま、スターが中心だからね。Thierry氏は今Michelinの★★+だそうです。

 で、興味深い話を聞きました。Michelinは、メディアに露出しすぎているシェフに対して、いい印象を持たないそう。「あくまでも料理で勝負」とのことで、料理の歴史と誇りを持つフランス、やはりさすが、Bravo! と拍手を贈ってしまいました。それが真っ当というもので、だからこそ、Michelinは長いこと信用されているのですね。東京版も出たとかいう話ですが、そのジャーナリスト氏によると、「東京はあまりにも流れが早く、しかも種類が多すぎて、誰が評価するかにもよるが難しいはず。日本人が評価するのがいいと思う」とのこと。思わず頷いてしまいました。メディアは目安にはなるけれど、やはりしっかりと自分の目を持たないとね。

Michelin guide Tokyo
http://www3.stream.co.jp/www09/michelin/guide/main.html


※実は、URLから画像を取り込む方法、初めて知りました。って、全然簡単で、今までバカみたいなことしてました。トホホ…;-(
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by feuillesrouges | 2007-04-02 20:51 | グルメ


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