京のかほり - Le parfum de Kyoto -

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カテゴリ:観劇( 4 )


2007年 05月 14日

能  Le theatre de Noh


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  うちから歩いて2分ほど(柳馬場押小路東入ル南側)にある、大江能楽堂。築100周年という記念すべき年とは露知らず。入口からは奥に立派な能楽堂があるのは、全くわかりません(残念ながら、堂内は撮影禁止)。

この日は、生粋の京女である友人からのお誘いの定期能。朝から夕方まで、生徒さん、先生が演能しはります。客は出入り自由。廊下でお茶をいただいたり…。こんな気楽なお能なら、もっとみんな行きやすいだろうな。普通の3時間とか5時間かかる能は、現代ではちょっと大変ですね。

 友人は「山姥」を舞ってはりました。さすがに気迫に満ち、怖いくらい… 以前は毎年、今は2年に1度は見ているので、上達ぶりが素人目にもよくわかります。やはり「継続は力なり」だな~。こうやってちょくちょく見せてもらっているうちに、なんとなくお能に親近感がわいて、見るのにも慣れてきたのも「継続は力なり」かな。でも、演目の内容は、あまりわかりません。勉強せねば。
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by feuillesrouges | 2007-05-14 22:58 | 観劇
2007年 01月 07日

文楽  Le theatre traditionnel de marionnettes du Japon



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  新春の文楽公演を観に、大阪の国立文楽劇場へ。ここに来るのは3年ぶりくらいかな。以前は南座で年に1度文楽公演があったのに、去年辺りからなくなってしまって残念。帰国を間際に控えた仏人の友人とです。英語版のパンフレットはないのに、なぜか仏語版はありました。とてもシンプルに訳されているので、日本語より逆にわかりやすい部分も。

  今回は「二人禿(ににんかむろ)」、「嫗山姥(こもちやまんば)」、何度か観た、近松門左衛門のおなじみ「冥土の飛脚」。これは何度観ても、忠兵衛の情けなさと悲劇に引きずり込まれてしまうヒロイン・梅川にイライラしてしまいます。まぁ、わかるけど、忠兵衛しっかりしろよ!!! これが人情の機微というものなのか… でも文楽だから、あまり重く感じずに見られるのがいいです。
  「嫗山姥」(近松作)は、神通力を得た八重桐が髪振り乱して山姥に生まれ変わり、次々と家来たちを投げ飛ばすところが痛快! こんな文楽観たことない。女性はたいてい傾城でか弱いか、賢い妻というパターンが多かったので。この後、一緒に行った仏人の友人に、私がちょっと怒ると「Yamanba~」と言われるようになり、変な言葉を覚えられてしまいました。;-(

  新春で、着物姿の女性が結構いはりました。京都より大阪の女性は、サラリと着こなしていて、ナヨっとしていないのが粋に感じられます。今年は、お正月に着られなかったから、機会があれば着物を着たいものです。ちなみに文楽劇場では、幕見もOKとのこと。


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by feuillesrouges | 2007-01-07 18:28 | 観劇
2006年 12月 12日

顔見世  Le theatre de Kabuki a Minami-za



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  年に1度のお楽しみ、京の冬の風物詩、南座での顔見世に行ってきました。このところ毎年誰かの襲名披露記念で、今年は勘九郎改め勘三郎で、南座が最終公演だそう。やっぱりね、華があるんですね。勘三郎さんには。生まれ持ってのスターなのですね。年齢を重ねてもあのやんちゃっぷりがハマるのは、彼ならでは。東京・歌舞伎座でしか拝見したことなかったけど、ステキでした。特に「京鹿子娘道成寺」の踊りときたら! 80分間踊り続けるというのは並々ならぬ体力がいると思うけど、ずっと美しくて、なんだかたっぷりとしていて…。何度も衣装を変える「引抜」が何回もあって、今まで見た中で一番華やかな踊りでした。
 
  そして、能や歌舞伎座での幸四郎さんでも何度か拝見させていただいた「俊寛」。今回は仁左衛門さんで、役者さんによってだいぶ感じが違うのですね。悲劇やな~。仁左衛門さんはスマートで、普段は二枚目役がハマってやっぱり好きな役者さんです。

  16:00~21:30という長丁場、た~っぷりと堪能させていただきました! こんな贅沢な時間の使い方って、今となっては貴重やな~。。。 幕間の休憩時間にお茶したり、軽食とったりというのも、楽しみのうちのひとつ。やはりこれは毎年行かねば!!!

  松竹座の初春大歌舞伎(毛抜、忠臣蔵、藤娘と豪華な演目。團十郎、海老蔵と、上方ではなかなかお目にかかれない役者さんが出るらしい)、国立文楽劇場にも行きたいところ…

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by feuillesrouges | 2006-12-12 14:21 | 観劇
2006年 01月 09日

寿 初春大歌舞伎  Le theatre du Kabuki a Osaka



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 「新年の気分を思い切り満喫したい!」と、大阪・なんばにある「松竹座」へ「寿 初春大歌舞伎」を見に行きました。年末の南座での顔見世に引き続き、このところ歌舞伎づいています。今回は仁左衛門&玉三郎という名コンビが出演とあり、新春にふさわしく華やか。舞台に出て来た時のオーラがまるで違いますね。仁左衛門さんはいつ見てもスマートで素敵です。歌舞伎に関しては、やはり花形と言われる役者さんに目がいってしまう。でも、実は役者さんより、演目の内容を知りたいから、歌舞伎を見ているようなもの。だから3等席でも全然OKなんです。

 今回は「神霊矢口渡(一幕)/通し狂言仮名手本忠臣蔵(三幕四場)/春調娘七種」。
 友人と私との間で、今回の「忠臣蔵」でのかわいそう度は、No.1が「おかる」→2「母・おかや」→3「勘平」という結論に。「たいてい歌舞伎で情けないのは男で、女は賢いか、犠牲になるかだよね~。ま、いつの時代も同じか」とは現代(既婚)女性同士の会話。もちろん例外もたくさんいらっしゃることは承知の上ですので、悪しからず(フォローになってない?)。



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 「く、くどい…」(けど笑える)とうなってしまうほどのギャグが盛り込まれていたのは、やはり上方ゆえ? 「まさかこれを2度は繰り返さないよな…」と、一歩間違えると寒~くなりそうな場面を悪気もなく繰り返されると、寒いのを通り越して笑いが止まらなくなります。一緒に行った友人によると、他の客が気付かない部分にも、さりげなくギャグが散りばめられていたそうで(誰も笑わず)、「あれはほとんど自己満足の世界だね。さすがは関西」とのこと。歌舞伎座で見比べてみたいものです。
 これまた新春にふさわしく、着物姿のお客さんもちらほら。男性の着物姿も素敵でした。



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 観劇前に、老舗牛肉専門店「はり重」さんで、ビーフワン(他人丼)700円をささっといただきました。大阪にはこういう、「食べたらすぐ出る」式の店が結構ある気がする。ドライカレーでおなじみ「自由軒」もそうだし。最近、ビルが林立し、東京のようになりつつある大阪ですが、道頓堀あたりの大阪らしい大阪が一番好き。今度は法善寺横町の「夫婦善哉」にも行かなくちゃ…と、「食い倒れ」の町・大阪で、やっぱり食い気に走る新春です。
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by feuillesrouges | 2006-01-09 13:39 | 観劇