京のかほり - Le parfum de Kyoto -

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2006年 01月 31日

パリからの風  Le vent de Paris



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 2年ほど前、京都に数ヶ月滞在していたパリ在住の日本人の友人が、帰国していたのでランチしました。忙しい合間をぬって…でもゆっくりお話できて本当に良かった。

 彼女は、パリでフランス人と一緒にバリバリ仕事をこなす、ビジネスウーマンなんだけど、キツくもなくて、嫌味がなくてとっても気持ちのいい人なんです。本当に自信があるからこそ…と思います。会うたびに元気をもらっています。

  そんな彼女と話していると、日本的な観念や常識にとらわれている自分がちっぽけに思えてきて、「パリに3ヶ月くらい遊びにきちゃえば?! 1ヶ月でもいいじゃん!」なんて言われると、「そうだね! そうしよっかな~」なんて、すぐその気になってしまい、気分はすっかりParisienne!!!

 ……しかし、そこが私の欠点でもあり…時にナチュラル・トリップし、はたと気付いてふと周りを見回すと、浦島太郎ということになりかねないんですね。

  でも、彼女がいつも思っているという「60歳になった時に自分の人生を省みて、『これだけはしておくべきだった…』と思わないよう、したいことはできる限りする!」という意見はすばらしいし、誰にでもできそうで簡単にできることではないな~と思います。はい、そうですね。頃合いを見計らって…Oui, un jour!(そのうち、ね)

※ちなみにオープンして4ヶ月の“Paris bis”(河原町二条西入ル南側)の店長さんは、Bastilleのボーファンジェで7年間働いていたそう。今はフランス人の奥様とお二人でお店を営んでおられます。しばしパリ談義に花が咲きました。ランチ約1000円、diner2800円(木曜はLady's dayで1800円!)。
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by feuillesrouges | 2006-01-31 16:05 | 友だち
2006年 01月 30日

ギャラリーカフェ  Galerie cafe




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久しぶりに文椿ビル内のgalerie cafe "neutron"に行きました。このビルは、細部に至るまでデザインが凝っているので、思わず写真を撮りたくなる部分が多いです。


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 天井が高く、開放感にあふれた店内は、居心地グー。壁には、若手アーティストの作品がズラリ(撮影禁止)。シャンデリアがluxeな雰囲気を添えています。

 こうやって、気分次第でカフェを選べるなんて、本当にぜいたく! 京都には老舗からデザイン系まで、多種多様なカフェがあります。こんな生活を夢見て、パリに住みたいと思っていたけれど、例外もあるけど、パリのカフェは結構、画一的かも。そこにいる人の醸し出す雰囲気も相まって、独特の魅力を放っているのでしょう。

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by feuillesrouges | 2006-01-30 16:43 | カフェ
2006年 01月 29日

路地  Ruelle




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 京都には路地がたくさんあります。「路地裏にある店」特集も、何度か手がけました。両側にうなぎの寝床式の町家が並んでいることが多いです。以前は税金の金額が、間口の大きさで決まっていたそうで、それで間口が狭く、奥行きのある町家造りが浸透していったとか。



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  路地は「ろじ」とか「ろうじ」とか呼ばれています。行き止まりは「どんつき」と言います。路地があると、思わず通りたくなるのはなぜ? やはり本能的にミステリアスなものに惹かれてしまうんですかね~(危険、危険… ;-) 路地奥の隠れ家的なお店も人気です。いつか路地裏に住んでみたいな…(ウワ~写真ブレブレです。スミマセン)
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by feuillesrouges | 2006-01-29 19:32 | 京都
2006年 01月 28日

イノダコーヒ  Cafe Inoda



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 夜の待ち合わせの前や、小腹がすいた時にフラリと訪れたくなるのが、こちら「イノダコーヒ」本店。三条店のカウンターの常連になるのが通だそうですが、私は広々として開放感のある本店がお気に入り。暖かい季節にはテラスが出るし、小さなお庭を眺めているだけでいい気分です。初秋のテラスで暇な友だちと、コーヒー&チーズトーストに始まり、ケーキ、アイス、オレンジジュースと注文を繰り返し、3時間ほど粘ったのを思い出します。そんな時間こそ、かけがえのないひと時と思う今日この頃。。。

 そして、こちらの店員さんは、まさに“ギャルソン”と呼ぶにふさわしい! 適度な距離感を保ちつつ、必要な時にはすぐさま駆けつけてくれる。みなさん職業に誇りを持っているのを感じます。いつだったか、突然雨が降り、オリジナルのビニール傘を貸していただいたのに感激しました!(メチャクチャかわいかったので、もらっちゃいたかったのですが、翌日返しに行きました…通ってるしね)


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 私の定番は、アラビアの真珠(ミルク、砂糖入り)とチーズトースト。池波正太郎は、ここのビーフカツサンド(1680円)を「男のサンドイッチ」と呼んでいたそうな。一度だけいただきましたが、おいしいけど結構なボリューム。しかも高い! ケーキならモカトルテ、他に卵サンドもふんわりとしたやさしい味で好きです。

  ここでは、砂糖を入れるにも、コーヒーをスプーンでかきまわすにも、一つひとつの動作を丁寧にしないといけない…というか、自然としたくなる雰囲気があるんですね。ゆったりとした空気が流れているからかな。ギャルソンたちは上品だし、常連のおじさんたちものんびり新聞を読んでいたりして。

 でも本当のコーヒー好きは、こちらのコーヒーでは満足されないかも。日本人が毎日飲んでも飽きのこないよう、胃に負担がかからないようにと考案されたそうで、少し薄めでミルクと砂糖を入れるのがこちら流。いつの間にかクセになってしまった私は、すっかりイノダマジックにかかってしまったようです。
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by feuillesrouges | 2006-01-28 18:11 | カフェ
2006年 01月 25日

憩いのひと時  Pause - repas




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  今日は取材なのに、なんだか全然仕事してないような…
でも、予定は入っているので、仕事仲間とカフェでランチです。こういう時、efishを選んでくれちゃったりするのが、同業者の魅力ですね~。みなさん、よく知っておられます。仕事中なのに、なんだか友だちとお茶してる気分。ついでに、上記の写真も撮ってもらっちゃいました(本当は要撮影代!)。


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 今はアメリカ、apple社の社員である、プロダクトデザイナー・西堀晋さんご夫妻による空間は、6~7年前の当初の二人の想いがいっぱい詰まっています。京都では、もはや定番カフェ。このロケーションはとっても魅力的です。鳥たちが川で戯れているのを眺めながら、の~んびりお茶できます。近くの席ではフランス語のレッスン(先生カッコいい♪)中。

 ここで柳宗理のカトラリーと、無印にあったのと同じCDラジカセを見つけて購入した後、西堀さん自らが、柳宗理の作品集をわざわざ持ってきて見せてくれたり、その後、店に行くと「ラジカセの調子はいかがですか?」なんて、声をかけてくれたものでした。調子が悪いとわかると、こうじゃないかああじゃないか、といろいろ解決策を考えてくれたり。「現代の職人さん」、タダモノではない! と思っていた通り、アメリカに行ってしまわれましたね。

 あいかわらずキャラメル・ミルクティがおいしかったな。
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by feuillesrouges | 2006-01-25 16:15 | カフェ
2006年 01月 24日

流れる  Au gre du courant




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  成瀬巳喜男(Mikio Naruse)の「流れる」。田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子、杉村春子、岡田茉莉子…映画が銀幕と呼ばれていたまさに黄金期の、錚々たる女優たちによる傑作です。それぞれの個性を放つ女優陣を見ているだけで、ため息が出てしまう…今、こんなに品格のある女優さんっているかしら。本物のスターのオーラが出ています。洋の東西問わず同じかな。
 
 女優陣の着物姿はもちろん、高峰秀子のワンピース姿もステキ。服の仕立てが良いのがよくわかります。母の若い頃の写真を見ると、こんな感じだった気がする。

 それぞれに哀しい事情を持っているのですが、例のごとく(?)あっけらかんと、ちゃっかりとした杉村春子の存在が、なんとも軽やかで、いい味出してました。友達にしたい女優No.1です! 彼女と山田五十鈴が三味線を競演する場面は、女の芸の世界の粋を感じます。美しい映画でした。
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by feuillesrouges | 2006-01-24 17:01 | 映画
2006年 01月 23日

フレンチ  La cuisine francaise a Kyoto



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 なんとかひと仕事を終え、今夜は久々にフレンチに行って来ました。このところ和食に身体が慣れているせいか、フレンチ、イタリアンなどの重いものから遠ざかっていたのですが、やっぱりフレンチ店のおしゃれでエレガントな雰囲気は、華やいだ気分にしてくれますね。

  突然で予約していなかったのですが、やはり“Gaspard”は満席。すごすごと帰ろうとしていたところ、「1ヶ月前に、近所にセカンドをオープンした」とのこと。で、行ってみました。

 最近結構よく見かける、フレンチ+イタリアンのお店で、プリンがウリとか(確かコース3500円)。


Amuse   ロースハムのムース(mousse su jambon)
Entree   カエルのプロヴァンス風(grenouilles a la provancale)
        エスカルゴときのこのソテー(escargots et champignos grilees)
        フォアグラのリゾット(risotto de foie gras)
        オニオン・グラタン・スープ(soupe a l'ognion gratinee)
Plat     ブイヤベース(bouillabaisse )
        豚ほほ肉と根菜ソテー(joue du boeuf et des legumes grillees)
Dessert  グレープフルーツのデザート(プリン、ゼリー、シャーベットの3層仕立て)                           (dessert de pamplemousse)
        アールグレイ・ティと焼き菓子(the earle gray et petit-four)


 以上、量は二人で取り分けてちょうどいいくらい。久々にカエルちゃん(grenouille)をいただけたのが嬉しかった。もしかしてパリで食したのが最後、7年半ぶりかも。衣をつけて揚げてあって、肉がしっかりついてて、おいしかった~フォアグラもね、久々だった。夏に東京でいただいて以来かも。一番気に入ったのは、豚ほほ肉と根菜ソテー。豚ほほ肉ってとてもやわらかくて、わりとさっぱりとして美味。レンコン、長いも、さつまいも、ゴボウなど、根菜類をたくさんいただけるのも◎。



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  豚続き…

「豚が豚をぶったので、ぶたれた豚がぶった豚をぶった」
      ×3(繰り返す)
滑舌(かつぜつ)を良くするのに、効果的だそう。
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by feuillesrouges | 2006-01-23 13:56 | グルメ
2006年 01月 22日

干支の干菓子  Gateau sucre pour cette annee



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 干支のお干菓子です。ここ何年かは、「亀屋則克」さんにお世話になっています。実家に帰る時のおみやげやちょっとしたお返しにと、とっても重宝します。当然ながら、毎年型が変わるのが楽しみ。今年は戌さんです。春は蝶々、夏は流水、秋は月にうさぎ(メチャかわいい!)など、季節ごとに楽しめます。

  上質の和三盆が使われていて、口どけなめらかで、少しだけ甘いものが欲しい時にぴったり。食後に3片くらいがちょうどいいかな。うちの91歳のおばあちゃんも、「これくらいの大きさだと、口さびしい時にちょびっとずつ食べられるから、ちょうどいいよ」と喜んでくれます。
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by feuillesrouges | 2006-01-22 13:58 | 和菓子
2006年 01月 21日

祇園の姉妹  Les soeurs de Gion



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(写真ブレててスミマセン…いつか変更します)


 溝口健二(Kenji Mizoguti)の「祇園の姉妹」を見ました。なぜならば、以前「浮雲」を借りた時に入っていたパンフレットに、”小津が「成瀬の『浮雲』や溝口の『祇園の姉妹』のような映画は撮れない」と語っていた”と書かれていたので、興味を惹かれて。

 「ヘッ?」と思ったとたん「終」の文字が出てきてエンディングという、あっけない終わり方が、なんともリアル。潔いというか…

 昭和11年の作品で、生意気盛りを演じる山田五十鈴(当時19歳)が瑞々しい。「SAYURI」の世界が、著者とハリウッドによるファンタジーの世界であることがよくわかります。

 もちろん多少は変わっていますが、八坂の塔への道、鴨川沿い、祇園の路地などの雰囲気は、今とそんなに変わりがないような気がします。そして、彼らが話す京都弁(芸妓は“祇園ことば”というのかな)がとても自然です。景気がいい頃の呉服屋と花街は密接な関係があったとよく聞いてはいましたが、それが理解できました。それにしても、いつの時代も男女の関係というのは、愚かで哀しくて…ということからは、まのがれないようですね。はい、勉強になりますです。

 今は自らが望んで舞妓になるために、地方から京都に来る女性が多いというから、時代はだいぶ変わったのですね。
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by feuillesrouges | 2006-01-21 17:57 | 映画
2006年 01月 20日

香りのある生活  La vie avec l'encens




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 マッサージに行ったついでに、お気に入りのお香のお店「lisn」(松栄堂のアンテナショップ)に立ち寄りました。Chicなお店に入るだけで、気分いいのです。黒×白に身を包むスタッフもステキだし。

  今日は、バラで選んでみました。ラベンダー(lavende)、カモミール&ミント(camomille et menthe)、和風の花々(fleures japonaises)、森林(la foret)、バラ(rose)です。ちょっとベタなものが多いですが、目についたものを少しづつ。バラの香りは華やかで好きです。たまにはローズ・ティもいいですね。

  ここのお香は、ネーミングもちょっといいんです。Agua de beber(おいしい水・同名のボサ・ノヴァが好き)、Hit my soul, Silent blue,Catch her beat などなど…


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 そういえば、女優の小雪が「lisnのお香は欠かせません」なんて雑誌で言ってたので、やけに嬉しかったです。結構、好きだから。
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by feuillesrouges | 2006-01-20 17:18 | 癒し