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京のかほり - Le parfum de Kyoto -

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2006年 02月 28日

いぶし銀  Le vieil argent



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※写真ではわかりにくいけど、水色に銀色の模様が入ったカードです(唐長さん)

   なぜ「いぶし銀」か…そう、私の好きな器屋さんで、表面がいぶし銀風の色で彩られた、岐阜県の安藤雅信さんのカップ&ソーサーに出会ってしまったのです。食器は壊さないし、もう入れる場所ないし…と思って、購入しませんでしたが、まだ気になってる。ラインが美しくて、コーヒーならブラックがお似合い。と言っても写真がないからわからないですね。もし購入したら載せます。

  草星(http://www.kusaboshi.com/)さんは、店長さんも器も大好きです。東京なら原宿のZAKKAを思わせるけど、もう少しシャープな感じかな。

  思えば、使い込まれて味の出てきたようなもの、空間、人が好きです。新しくてキンキラ、ピカピカ、ギラギラしたものは、どうも苦手。京都には時を経て、いい雰囲気の場所、ものがたくさんあるから、落ち着くのかな。Parisもそれで好きなのかも。特にCafeでタバコをふかしているMonsieurやMadameの、背景にドラマを感じさせる雰囲気に憧れたなぁ。それぞれに味わい深くて渋い。酸いも甘いも噛み分けてきたのが、その存在から滲み出ているような…フランス人にはタバコやめないで欲しいな~

by feuillesrouges | 2006-02-28 00:24 | 雑貨
2006年 02月 27日

もののはずみ  impulsif



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  雑貨特集の取材をしています。最近の京都の傾向として、手作り系の個人でやっている店や、東欧(既に結構あります)やロシアなど、珍しい国のものを扱う店が増えているようです。京都には、百万遍の知恩寺で「手作り市」(毎月15日)があり、そこから独立して開店するパターンも増えつつあるよう。最近では、東京からわざわざ来て、市で出店している方も少なくないみたいです。
   取材した方はみなさん、それぞれにこだわりがあり、誇りを持って好きなことをしている人に共通して、目がキラキラ、イキイキしています。古い民家を工房&ショップ兼自宅にしたり、土日のみ営業など、家庭とのバランスがうまく取れるよう配慮されている方も多いですね。取材時に、突然「パパー」なんて声が聞こえたり、ほんわかムードで楽しい取材でした。

  で、取材後に立ち寄ったCocon烏丸内・京都精華大によるギャラリー&ショップhttp://www.coconkarasuma.com/shinbi.html にて、以前から気になっていた本「もののはずみ」(堀江敏幸著)を購入。芥川賞作家の氏の作品のうち、「熊の敷石」「郊外へ」は読んでいました。特に「郊外へ」は、少し殺風景なパリ周縁の様子がさらりと描かれ、さわやかな余韻を残す作品で気に入っています。


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  これは、堀江さんがパリの裏路地で出会ったものたちについて綴ったエッセイ。それぞれに古びすぎず、物語が感じられる、いい味出してるものばかり。まだ途中までしか読んでいないけど、Peugeotのコーヒーミルなんて、メッチャ惹かれる~!!! イタリア製のオートフリップ・クロック(通称・パタパタ時計)もシンプルで素敵。


 ーーー「もの」の「はずみ」とは、世界をひろげていくための、たいせつな力でもあるのだ


  「もののはずみ」で買ったもの、言ったこと、したこと……我が身を振り返っても、良くも悪くも、それが今につながるきっかけになっていることは多いですね。否応なく、それで世界は広がっているのかも。でも、物を買う時には、一目惚れ以外は、検討するするよう心がけています。基本的に、物欲は少ない方と思いますが。それに、これ以上物が増えても困るのだ~~~小学生の時から同じホチキスを使ってるくらい物持ちが良いものだから、物がなかなか減らないのでした。

by feuillesrouges | 2006-02-27 14:19 | 仕事
2006年 02月 23日

京都芸術センター  Centre d'art a Kyoto



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  時々訪れる<京都芸術センター(Centre d'art a Kyoto)>。私の目的はたいてい、この中の前田珈琲でランチすること。月替わりメニューのハヤシライスやカレーライス+サラダ+ドリンクで750円とリーズナブル! そして、このレトロな空間がなんともいえず落ち着くのです。ついでに展覧会を見たり(以前、葉山で一緒に遊び、今はトロント在住の知人がここで展覧会をして再会、なんていう出来事もありました)、カフェで<Le Monde>を読んでいるフランス人をナンパ(ウソウソ、話しかけただけです :-)したり。。。アート関係者はもちろん、近所で働くサラリーマン、主婦、学生など客層は様々。スタッフの女の子たちが、気さくで好感度大(Sympa)です。以前、友だちとブランチしに来た時には、女優の羽田美智子が、雑誌「Lee」の京都特集の撮影で来ていました。トーストセット500円でテラスでブランチも気持ちいいですよ。


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  かなり前に「レトロ建築」特集で取材をしました。元々は小学校で、1993年(平成5年)に統廃合のため閉校となり、明治6年に改装された当時の外観、内装を活かしつつ現在の姿に改修されました。水道の蛇口、階段、窓枠など、細部に至るまでシャレてるんです(それを写したハガキも販売されてます)。芸術関係の図書館、ビデオコーナーもあり。暇な時に行くと、結構遊べます。
http://www.kac.or.jp/

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by feuillesrouges | 2006-02-23 17:56 | 京都
2006年 02月 21日

小さな花  Les petites fleurs



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  妹がPanamaに行くことになりました。まさか…と思っていたから、本当にびっくり。わが妹ながら、オリジナルな人生を力強く歩んでいるなぁ…と感心してしまいます。パナマなんて、どこにあるのかさえ知らなかったよ。年末に高知に行って、一緒にいろんな所に行けて良かった。今回は、小さい時から小花模様が好きな妹に向けて…

by feuillesrouges | 2006-02-21 19:04 | 家族
2006年 02月 18日

優雅な猫   Le chat elegant



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 これは数ヶ月前に「京都新聞」で見つけたお話。米ウィスコンシン州で、猫のエミリーがコンテナの中に迷い込んでしまいました。船便で約1ヶ月後にFrance西部Nancy近郊の工場にたどり着き、見つけた人が名札から身元を突き止めたそう。検疫期間を終えて帰国し、無事飼い主の元に戻ることができました。帰りは米コンチネンタル航空がビジネスクラス(約72万円)の席をプレゼントし、同航空が手配した付添い人に伴われてParisから搭乗。なんと粋なはからい! 掲載されている写真では、エミリーが優雅に飛行機の窓から外を眺めています。こんなことを飄々とやってのけるエミリー的人生、憧れるなぁ……やっぱり猫が好き!(でもアレルギー…)


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  これは京都御苑 Le Palais Imperial a Kyoto にいたノラ猫たち。

by feuillesrouges | 2006-02-18 19:01 |
2006年 02月 17日

家族の気分  Un Air De Famille



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  行きつけのカフェで最近よく聴く、印象に残る曲がありました。スタッフの女性に聞いたところ、CDジャケットを見せてくれて、それがCedric Klapisch(セドリック・クラピッシュ)監督の<Un Air De Famille(家族の気分)> のサントラだとわかりました。親切にもそのCDを貸してくれたのですが、その女性は、今はなき、とあるCDショップのスタッフ(FPMのあの方も元スタッフ)で、サントラ担当だったそう。私がお返しにと持っていったCDの何枚かは既に持ってらっしゃいました。いつもいい曲かかってるな~と思っていたら、それもそのはず、彼女、ツワモノだったのでした。<Talk to her>でも見ていたけど、Caetano Veloso(カエターノ・ヴェローゾ)も、ここで聴いて彼女から教えてもらったんだった。


  で、このサントラ、かなり気に入っています。特に7曲目の<Les Apprentis(Ah che terra)>(Pierre Salvadori)は、なんだか哀しいような切ないような…Fado(あまり聴いたことないけど)のpops版っぽいのかな。エキゾチックな雰囲気。。。この映画、確かビデオで見たはずだけど、内容も曲も忘れていました。同じ監督の<Spanish Appartement>(L'auberge espagnole)を見ようと、近所のレンタルビデオ屋に行ったものの、なにせほとんどビデオしか扱ってないので、なかったのでした…残念。。。ツタヤ復活してくれ~~!!!

by feuillesrouges | 2006-02-17 18:15 | 音楽
2006年 02月 16日

突然の出来事   Tout a coup



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  時々不思議なことが起ります。昨日がそうでした。長いこと会っていなかった友人が、突然、家にやってきました。たいてい電話かメールで連絡し合ってから会うのが普通だったけど、なぜか急に「近所の店に来たから」と。いつもなら「え~! まだ化粧してないしぃいい」ってなことになるけど、なぜかそんなに嫌でもなく、しかも1日フリーだったからラッキーでした。そして積もる話に花を咲かせ、楽しいひとときを過ごしました。


  つながるべき人とは、自分で意識していなくても、どこかでいつもつながってるのかなぁ…となんとなく思っていましたが、昨日はそれを実感しました。出会うべき時に必要な人と出会い、別れる時は自然にやってくる、と。ちょうど川の流れが交差しては離れていくように。そんな人とは、不思議と波長が合うし、離れていても必要な時には、また会えるような気がしています。そんな人が少しでもいれば、幸せです。

by feuillesrouges | 2006-02-16 17:07 | 友だち
2006年 02月 14日

La Saint-Valentin



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  今日はSt.Valentin(実は人から聞いて思い出した始末…)。今まで幸い義理チョコをプレゼントする環境になく、習慣もなかったので、本命にしかプレゼントしたことがありません。しかもひねくれてる私は、普通の高級チョコをプレゼントするのに飽き足らず、おいしいケーキ屋でチョコレートケーキをごちそうするとか、アポロチョコやめがね形のアルミ箔に入ったチョコ(50円くらいの)、チロルチョコをプレゼントしたり…本当にかわいくないですね、今思えば。でもちゃんと+映画のチケットとか、してましたよ(いいわけ ;-)。


  と、書いているうちに思い出しました。1度だけ、以前勤めていた会社の上司(父より年上の方)に、2月14日にチョコをプレゼントしたことを。年末に、一人で出勤する私を不憫に思われてか、机の上に“なだ万”さんの佃煮だか(忘れました…)を、無造作に会社の茶封筒に入れて、机の上に置いておいて下さったのです。そんなお心遣いがとても嬉しくて…。で、いつかお返しせねばと思い、バレンタイン・デーにその「お返し」としてチョコをプレゼントしたのでした。するとまたもやホワイト・デーに、なんとDEMELの確かマーガレットの描かれたピンク色の箱に入ったチョコをプレゼントして下さったのでした。これがまたキュートな箱なんです! 仏文卒で、「星の王子さま」を研究されていたのが頷ける、ロマンティックで品のある方でした。


  で、最近は甘いもの嫌いの人と暮らしているので、もっぱら自分用に買うことが多くなっています。今年はJR京都伊勢丹のSalon du chocolatで、France,Quiberon(ブルターニュ地方のキベロン)にある、Le Rouxさんのcaramel au beurre salé(キャラメル・ブール・サレ)を購入(チョコレートのアソートは売り切れでした)。昨年、友人から噂を聞いていたけど、京都で買うのはムリだろうな~と思っていただけに、かなり嬉しい!
http://www.chocolatleroux.com/


  まずは、横浜に帰る新幹線の中でコーヒーを注文。そしてゴソゴソと袋を開き、一粒。
 「う~ん、おいし~い!」
 ブルターニュの塩が甘さを引き立たせています。新幹線内というのも、私にとっては贅沢気分。手作りのキャラメルって、本当においしい。以前、フランス人の知人が作ってくれたのも、ほんのり苦味ばしっていて、とてもおいしかった。
 母に言わせると「昔、私が作ってたのと同じ味じゃない」…大切な一粒をあげた甲斐があったのか…? なんてったって、美味しいミルクと塩で名高い、ブルターニュ産なんですよ~


  ヴァレンタイン前に東京でよく見かけたのが、Pierre marcoliniの黒い紙袋。Pierreなんちゃら、Pascalなんたら…、もう日本で買うことのできない高級chocolatは存在しないのでは? 10年前のパリで、寒い中わざわざ7区まで買いに行ったJean-Paul Hevinが懐かしい…

by feuillesrouges | 2006-02-14 20:14 | プレゼント
2006年 02月 13日

単騎、千里を走る  Riding Alone for Thousands Miles


  中国・雲南省に旅行する予定の母に連れられ、品川プリンスシネマで「単騎、千里を走る」(監督:張 芸謀 Zhang Yimou)を見てきました。張監督が、高倉健(Ken Takakura)を「君よ憤怒の河を渉れ」(あるテレビ番組でアナウンサーが、「憤怒(ふんぬ)」を「ふんど、ふんど」と読んでいたそうで、「最近のアナウンサーは…」と母はしきりに嘆いておりました)で見て以来、ファンだったとかで、待望の作品だったよう。健さん…日本人男性も捨てたもんではないぞ!!!!!カッコいいぞ健さん! 口数少なく、背中と目だけで気持ちを表現できる俳優さん、世界を見渡してもなかなかいないぞ。涙・涙・涙…でした。
  余談ですが、館内にいた20名ほどの観客の中で、最年少は確かに私だった(最近、最年長の機会もよくあるもので…ちょっと嬉しい :-)。一人で来ている中年男性がわりと多かったな。みんないい人に違いない、と勝手に判断しました。
http://www.tanki-senri.com/

by feuillesrouges | 2006-02-13 17:59 | 映画
2006年 02月 12日

故郷   Le Pays Natal



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  (遠くに富士山 Mt.fuji が見えます)
  正確に言うと故郷ではないのですが、中学から大学の途中までを過ごした横浜が、私にとっては故郷のようなもの。しかし、写真から見ても故郷らしからぬ風情の、郊外の住宅地です。私が今住んでいる京都の方が、よほど故郷と呼ぶにふさわしい…って当たり前ですね。日本の“ふるさと”ですもんね。


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  いつも家から駅までの道のり約2kmを歩くのですが、毎回どこかが変わっています。コンビニが99shopになっていたり、新しいマンションがにょきにょき建っていたり…。駅前に西武ができてから、だいぶ変わりましたね。私が住んでいた頃より、だいぶ便利になりました。
  しかし、この町を故郷とは思えないな。例えば横浜の港辺りの方が、郷愁を感じさせてくれるはず。でも、故郷は誰も選ぶことができないんだな、ってことを今更ながら、納得しました。

by feuillesrouges | 2006-02-12 21:33 | 横浜